婚活は費用がかなりかかります。
お見合い時のお茶代、デート時の毎回の食事代やお出かけ費用・・・。
これらの回数も積み重なれば、ある程度まとまった金額となってしまいます。
このように、出費が予想以上にかさんでしまい、例えば、月末近くになって、今月使えるお金が残り少なくてピンチ、なんて経験をしたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ではもし、費用をおさえても、相手からの印象を下げずに済む方法があるのなら、その方法を試してみたいと思いませんか。
どうすればお金をかけずに相手を満足させることができるのか?
どうすれば節約できるのか?
お金をかけないデートプランにはどのような種類があるのか?
この記事では、毎回お金をかけすぎずに低予算でも相手を満足させることができる、節約デート術について解説しています。
また、お金をかけずに済む具体的なデートプランの例と、具体的な誘い方についても詳しく紹介しています。
ぜひ最後までお読みください。
【この記事でわかること】
お金をかけずに低予算でも満足させる方法!
毎回お金をかけて、贅沢とも言えるようなデートをしていれば、相手側からしてみれば、それだけ真剣に接してもらえているということで、好印象となるのは言うまでもないことです。
しかしながら、やり方次第では、節約しても充分に相手を満足させることが可能です。
結論から言いますと、お金をかけずに低予算でも相手を満足させる方法は、デートに誘う際に、なぜそれを選んだのかという経緯を、しっかりと理由付ける誘い方をする、ということです。
しっかりと理由付けができれば、デート費用も節約できる。
当然のことながら、いきなり安っぽいデートプランを提案したところで、相手からしてみれば「ただのセコイ人」で終わってしまいます。
お金をあまりかけたくない、という気持ちを見透かされないようにするのがまず絶対で、その上でその安いプランに至った経緯、理由を、関連付けて誘います。
例えば、ディナーをラーメン屋にしたいと思ったとき。
なぜ、ラーメンを食べたくなったのか、なぜ今回はラーメンなのか、ということを説明し、今回はラーメンでもいいかな、という思いにさせることがポイントです。
なかなか難しいかもしれませんが、ラーメンを食べることにおけるメリットまで伝えられればなおgoodです。
間違っても、「今月ピンチでお金を節約したいから」、などということは絶対に言ってはいけません。
具体的な誘い方については、次の項の「具体的なデートプランと、具体的な誘い方について。」で詳しく説明していますので、ぜひ読み進めていただければと思います。
節約デートをするタイミングと頻度について。
しっかりと理由付けができたからと言っても、節約デートをする上では、以下の点に注意しなけれなりません。
節約デートをする上での注意点
・お見合いや最初のデートでは使えない。
・3回目くらいのデートから使った方が無難。
・毎回毎回は絶対NG。
・何回かに1回くらいはいいか、というくらいの認識。
まず、お見合いの段階や仮交際に発展したばかりの最初の頃や、毎回毎回がこの節約デートでは、当然のように「セコイ人」と思われてしまい、確実に気持ちも離れられていってしまいます。
たまに取り入れることで効果を発揮するのであって、毎回使えるという、そんなうまい話はありません。
真剣な中でのちょっとした息抜き、くらいの位置付けです。
例えば月に1回くらいにするとか、普通にお金を使ったデートとのバランスが大事である、ということを頭に入れておきましょう。
具体的な節約デートプランと具体的な誘い方について。
節約デートを成功させるには、しっかりと理由付けて、関連付ける誘い方をする、ということをここまで述べてきましたが、ここでは具体的な節約デートプランと、その誘い方について紹介していきます。
紹介する節約デートプランは以下の通りです。
節約デートプラン一例
- 節約ディナーデート
- 節約お出かけデート
- 節約運動デート
- 節約夜デート
以上のように、ディナー、お出かけ、運動、夜の基本的な4つのシーンのデートについて紹介しています。
それぞれ、通常のときとの内容と予算の比較、また、具体的な誘い方についても、詳しく解説していきます。
節約ディナーデート。
まず1つめはディナーデートについて。
通常時との比較と、具体的な誘い方は、以下のようになっています。
ディナーデート比較
デート詳細 | 通常ディナーデート | 節約ディナーデート |
デート内容例 | おしゃれで雰囲気が良く、値段も多少高いレストラン等々 | 比較的安価に食べられるラーメン屋、カレー屋、定食屋等々 |
平均的予算(2名分) | 3,000~10,000円(場所による) | 2,000円前後 |
デートの定番とも言える、お食事によるデートですが、通常デートではおしゃれで雰囲気が良いイタリアン、フレンチ、和食屋等をピックアップするのが一般的ではないでしょうか。
お店のグレードにもよりますが、値段は普通に高いので、毎回この出費は痛いと言えば痛いですね。
これに対して、節約デートでは、ラーメン屋やカレー屋、定食屋といったような、安価に食べられるお店を利用します。
理由付けがしっかりとできるのであれば、このようなお店でも立派なデートとして成立します。
具体的な誘い方
例えば、ラーメン屋に行くことを誘おうとした場合。
昨日夜にたまたまテレビつけてたら、美味しそうなラーメン店を紹介していてさあ。
その後ネットで検索していたらなんだか食べたくなってきちゃって。
ラーメンってたまに無性に食べたくなることってない?
うん、わかるわかる・・・。
このような話題を、ラーメンデートに誘う1回前のデートの時の会話や、前日にメールやLINEであらかじめ話しておきます。
そしていざ、ディナーの当日の日に、以下のように理由付けて、提案していきます。
今日の夜なんだけど、この間も話したけどさあ、なんだかあれからどうしてもラーメン食べたくて仕方なくなっちゃって。
申し訳ないんだけど、今日ラーメン一緒に食べに行くの付き合ってくれないかな?
このように、食べたくなった経緯から、理由付けまでをしっかりしておくことで、誘う時のわざとらしさ、あからさまな感じが全くなくなるわけです。
お金がピンチだから安いラーメンを食べに行きたい、と言っているようにもまず思われませんね。
例えば元々会うことが決まっていた日ではなく、突然誘うのも効果的ですね。
誘う側と同じように、誘われる側も前もって会話に出たときに、ラーメンを食べたいという気持ちに少なからずなっているところへの誘いなわけですから、何の予定もない日であれば、余程相手に対して気持ちがない限りは、「そこまで言うなら一緒に付き合うか」、と断る理由がなくなるわけです。
もちろんではありますが、ラーメンを食べ歩くことが趣味とかいう人が相手であれば、ここまで前もってガッチリ固めなくても、簡単に誘えますね。
以上のように、ここではラーメン屋に誘う例を挙げましたが、カレー屋や定食屋でも同じようにすればOKです。
カレー屋であれば、カレーは匂いが強いので、例えば待ち合わせの場所で、当日カレーのいい匂いがしてきたとき、そこにあからさまじゃないように、例えば「カレーのいい匂いがしてきたけど、なんかカレー食べたくならない?」というようにうまく理由付けしていくといいかもしれませんね。
節約お出かけデート
続いて2つめはお出かけデートについて。
通常時との比較と、具体的な誘い方は、以下のようになっています。
お出かけデート比較
デート詳細 | 通常お出かけデート | 節約お出かけデート |
デート内容例 | お出かけには最適な観光地や、テーマパーク、アミューズメントパーク等々 | 例えば目的の物を一緒に選んでもらうショッピング (元々買う予定の物以外にお金はほとんどかからない) |
平均的予算(2名分) | 5,000~20,000円(場所による) | 3,000円前後(移動費、お礼) |
お出かけデートはほぼ半日~1日近くかける、ある意味では勝負のデートです。
出かける場所にもよりますが、お金も結構かかってきます。
この大きな出費に代用する節約デートが、例えば目的の物を一緒に選んでもらうショッピング等のデートになります。
元々欲しいものが決まっているわけですので、この品代の予算はデート費用に含めなくていいわけです。
これ以外にかかる費用としたら、お礼にちょっとしたものを買ってあげたり、ご飯を軽くごちそうしたり、といった程度で済みますね。
具体的な誘い方
例えば、お世話になった人の昇格祝いを一緒に選んでもらうショッピングデートに誘う場合。
先週の話なんだけど、俺の直属の上司が課長に昇格してさあ。
昔からずっとお世話になってきた人だから、何かお祝い贈りたいんだけど、その人女性だから何あげたら喜ばれるかわからなくて、なかなか決まらないんだよね。
例えば◯◯さんだったら、何か思いつく?
え?年齢はいくつくらいの人?それによっては贈るものもだいぶ変わってくるかな。
これもラーメン屋に誘う時の例と同じですね。
このような話題を、ショッピングデートに誘う前の段階で、デートの時の会話や、メール、LINE等であらかじめ話しておきます。
そして、次に会う時の話をするときに、以下のように理由付けて、提案していきます。
この間(さっき)話してた、昇格祝いに贈るプレゼントの件なんだけど、ホント俺どういうの買ったらいいかわからなくて、悪いんだけど今度会う時に一緒に買い物に付き合って選んでもらえないかな?
もちろんお礼はするからさ。
これで、一緒にショッピングに行きたい経緯から、理由付けまでしっかりとできているので、誘う時のわざとらしさ、あからさまな感じも全くありません。
お金節約したいから、お金のかかるお出かけはしたくない、お金のかからないデートをしたい、と言っているようにもまず思われませんね。
節約運動デート。
3つめは運動デートについて。
通常時との比較と、具体的な誘い方は、以下のようになっています。
運動デート比較
デート詳細 | 通常運動デート | 節約運動デート |
デート内容例 | スポーツジムやボウリング、ゴルフの練習等々 | ウォーキング、ジョギングといった目的で公園をハイキング |
平均的予算(2名分) | 2,000~3,000円 | 0円 |
2人で一緒に気持ちよく汗を流す、運動デート。
通常であればスポーツジムに行ったり、ボウリングで楽しんだり、ゴルフが共通の趣味なら一緒に練習に行ったりするのも有りかと思います。
こういった出費も地味に痛いですね。
これに対して、節約運動デートは、ズバリ基本入場料が「無料」または「安価」の公園、を利用します。
ウォーキングやジョギングをして自然に囲まれながら、気持ちよく一緒に汗を流すのも立派なデートプランと言えます。
もちろん、毎回というわけにはいきませんので、ここでも誘い方が重要になってきます。
具体的な誘い方
例えば、公園のウォーキングデートに誘おうとした場合。
最近仕事で残業が多くて、疲れて帰ってきてご飯食べてからすぐ寝ちゃったりして、ちょっと身体が重たくなってきちゃってさあ。
気持ちもリフレッシュして軽く運動したいなあとか思ってて。
◯◯さんは最近運動とかできてる?
そうね。私も最近は仕事忙しくて、気持ちもどんよりだし、身体も動かしたいけどなかなかできてないかな・・・。
これもここまで述べてきた例と同じですね。
このように、ウォーキングデートに繋げるための仕込み話を、あらかじめしておきます。
そして、次のデートプランの話をするときに、以下のように理由付けて、提案していきます。
今度のデートなんだけど、良かったら△△公園にでも行って、ハイキングもいいかなあとか考えてるんだけど・・・。
今ちょうど季節もいい時期だから、自然とか見て気持ちもリフレッシュできるし、ウォーキングできるから運動もできて一石二鳥だし。
◯◯さんも身体動かしたいって言ってたからどうかな、と思ったんだけど・・・。
これで、運動してリフレッシュしたい経緯から、理由付けまでしっかりとできているので、誘うときのわざとらしさ、あからさまな感じも全くなくなります。
お金節約したいから、お金のかかる運動デートはしたくない、お金のかからない運動デートをしたい、と言っているようにもまず思われませんね。
節約夜デート。
最後4つめは夜デートについて。
通常時との比較と、具体的な誘い方は、以下のようになっています。
夜デート比較
デート詳細 | 通常夜デート | 節約夜デート |
デート内容例 | 夜でも入れる水族館や、映画館、プラネタリウム、入場料が比較的高いスカイツリー等の夜景スポット等々 | 入場料が比較的安価なイルミネーションスポットや、夜桜、夜景等を見る目的のドライブデート |
平均的予算(2名分) | 2,000~4,000円(場所による) | 0~1,000円程度 |
夜のデートと言えばディナーデートが一般的ですが、ディナー以外にも夜ならではのデートスポットが様々。
こういうデートスポットも入場料とか高くて結構痛いですね。
節約デートでは、特に冬の季節に多い、イルミネーションスポットを利用するデートがおすすめです。
入場料も比較的安いところがほとんどですので、入りやすいです。
また、ただ遠くから夜景を見るドライブデートや、桜の季節に夜桜を見れるように開放しているスポットもあるので、そういうところに行くという手段もありますね。
この夜デートに関しては、単体ではなく、他のデートと組み合わせで、例えばディナーのあとに持ってくるとか、お出かけのあとに持ってくるとか、1日の締めに持ってくると、効果倍増です。
具体的な誘い方
例えば、入場料(駐車料金)が夜だと無料になったり昼間より安価になる、桜が有名なスポットに夜桜を見に行くことを誘おうとした場合。
△△パークの桜、毎年テレビに映るけど、見に行ったことある?
うん、私は3年前に行ったことがあるけど、メチャ綺麗だったな。
実は俺、昨年初めて見に行ったんだけど、うわさに聞いていて通り、こんなにすごいんだってメチャ驚いたんだ。
でね、あそこ夜桜も見れることを最近知ってさ、今年はぜひ見に行きたいなって思っちゃってね。
ほら、もうすぐ桜の季節だからさ。夜桜見てみたいと思わない?
ライトアップされていてまた違った感動があるらしいから。
そうだね。確かに、私も前から見てみたいなっていう興味はあったよ。
これもここまで述べてきた例と同じですね。
このように、夜桜に興味があるという話、夜桜デートに繋げるための仕込み話を、桜の季節が来る前にあらかじめしておきます。
そして、桜の季節になる頃に次に会う話をするときに、以下のように理由付けて、提案していきます。
この間桜の話してたじゃん。いよいよ先週から解禁になったみたいだよ。
でね、まあこの時点で多分言いたいことはわかるかと思うけど、来週金曜日にあうときに、ぜひ夜桜を一緒に見に行きたいな、と思って・・・。
これで、一緒に夜桜を見に行きたい経緯から、理由付けまでしっかりとできているので、わざとらしさ、あからさまな感じも全くありません。
お金節約したいから、お金のかかる夜デートはしたくない、お金のかからない夜デートをしたい、と言っているようにもまず思われませんね。
特に桜は1年中見れるわけではないので、レア感もバッチリだし、見に行くメリットも大いにあります。
イルミネーションを見に行く場合も、ほとんど冬しかないから、同じです。
月に1回とかたまにしか使えない節約デートですが、これを最大限に活かすことで、逆にお金を使ったデートよりも効果的に相手の心をつかむチャンス、とも言えます。
以上のことから、この節約夜デートに関しては積極的に使っても良いくらいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お金をかけずに低予算でも相手を満足させる方法は、デートに誘う際に、なぜそれを選んだのかという経緯を、しっかり理由付けて誘えばよい、ということがわかっていただけたのではないかと思います。
この記事で紹介している方法は、しっかりと実施できれば、実際かなりお金を節約することができます。
そして、「セコイ人」とマイナスイメージを持たれることもありません。
さらに言いますと、デートのバリエーションが増えてプラスにもなり得ますし、節約デートならではのメリットもあるわけですので、単に「節約」というマイナス的な言い方は、語弊があるかもしれませんね。
以上、この記事で紹介しているやり方はほんの一例にすぎないですし、これが100%というわけではありませんが、ぜひ参考にしていただき、ご自身でアレンジする等して、良い意味で「節約デート」を実践していただければと思います。