お見合いやデート中、ある発言がきっかけで、突然相手の表情がくもってしまい、それ以降笑顔がなくなってしまう。
こうなってしまっては、その後、次に繋げるのもお先真っ暗状態となってしまいます。
では、どのような発言が相手を不快な気持ちにさせてしまうのか?
どのような発言がタブーなのか?
結論から言いますと、婚活において、相手を不快な気持ちにさせる絶対タブーなNG発言は、以下のようなものがあります。
相手を不快な気持ちにさせるNG発言
- 自分の考え押し付け発言
- 恋人ヅラ発言
- ○○してあげたのに発言
- ダメ出し、否定発言
- 貧乏発言
- 婚活状況伝える
- 返す言葉、相槌が早い
この記事では、これら婚活で相手を不快な気持ちにさせるNG発言について、詳しく解説しています。
うっかり発言して、相手を不快な気持ちにさせることがないように、ぜひ最後までお読みいただき、参考にしていただければと思います。
【この記事でわかること】
自分の考えを押し付ける発言。
人はそれぞれ、育った環境や世代の違い等により、考え方の違いがあるものです。
しかしながら、相手の話に対していっさい聞く耳を持たない。
相手の考えや立場は二の次で自分の考えをいっさい曲げようとしない。
その上で自分の考えを押し付けようとする発言ばかり。
例えば、以下のような発言です。
具体的発言例
・世の中の出来事に対しての意見を相手に押し付ける。「えーそう思うの?◯◯さんもこう思うべきだよ」。
・好きなスポーツや政治に対しての意見を相手に押し付ける。「◯◯さんも絶対チームGのファンにならないとダメだって」。
思っていること、ひいきにしているチームや政党等は人それぞれですが、そんなことはお構いなしに、相手の意見が真逆だろうが全然違かろうが、自分の考えを押し付けようとしてしまう。
当たり前の話ですが、これでは「この人は人の考えを受け入れようとしない頑固な人なんだな」と壁を作られてしまいますね。
相手の言葉や考え方を受け入れることは、会話において非常に大切なことです。
頑固で自分の考えばかりを押し付けるような人に、婚活での成功はまずありません。
恋人ヅラしたような発言。
これに関しては、婚活においてのステップをよく理解していないことにより起こり得る発言である、と言えますね。
婚活におけるステップは、お見合い(2~5回くらい) → デート(仮交際)(2~5回くらい) → デート(真剣交際)(2~5回くらい) → 婚約 → 結婚。
このステップで言えば、「恋人」といえる間柄はデート(真剣交際)のときからです。
お見合いからデートにステップアップしたからといってもまだ仮交際なので、この時点で「恋人ヅラ」に変わってしまっては明らかなルール違反です。
では具体的にどのような発言が恋人ヅラ発言になるかですが、例えば以下のような発言です。
具体的発言例
・デート中の移動の際に、「手を繋ぎたい」と言って、手を繋ごうとする。
・デート中の会話の中で、「昨日は何していたの」、としつこくプライベートのことまで聞こうとする。
一般的な恋愛をしてその延長で結婚に向かっていく進め方と、婚活における進め方では、全くと言っていいほどステップが違う、ということを頭に入れておいた上で行動していきましょう。
特に、結婚相談所で婚活をするのであれば、結婚相談所により、ルールが決められています。
そして、アドバイスをしてくれる専属のアドバイザーが必ずいますので、このアドバイザーのアドバイスに従って行動していきましょう。
結婚相談所のルールを全く知らない普通の友達に婚活のアドバイスを聞いたとしても、間違ったアドバイスをされてしまうので注意が必要ですね。
以下の記事は、結婚相談所で婚活をする場合においてルール、仕組みについて解説している記事になります。
あわせてお読みいただき、参考にしていただければと思います。
-
結婚相談所の仕組みとは?その種類と登録から成婚までの流れを解説!
続きを見る
◯◯してあげたのに発言。
相手を喜ばせようとするときに、人は親切心で何かをしてあげたりしますね。
「◯◯してあげたのに発言」とは、この親切心に対して、お礼や喜び表現といったような、見返りが何もなかったときに出てしまう発言です。
例えば以下のような発言です。
具体的発言例
・相手が喜ぶと思ってわざわざ寄り道して買ってきたものを、好みではないからという理由で受け取らなかった(この場合、もちろん買ってきてくれたことに対してのありがとうは言っている)ことに対して、「せっかく買ってきてあげたのに」。
・相手に美味しい物を食べてもらいたいと思って奮発して高いお店を選んだのに、お腹がいっぱいという理由で半分も食べてくれなかったことに対して「せっかく高いお店予約したのに」。
親切心でしてくれることはもちろん良いことではありますが、相手にもいろいろと事情があるわけです。
嫌いなものをリサーチもせずにおみやげとして買っていって、喜んでもらえなくても仕方がありません。
食べたくても、お腹がいっぱいで食べられなかったら仕方がありません。
やりたくてやっていることではないことに対して、◯◯してあげたのに、って言われても、良い気持ちはしませんね。
そもそも、◯◯してあげた、という言い回しが、明らかに押しつけがましくて上から目線です。
日頃からこのような発言が無意識に出てしまう、というような方は、親切心とかそういう余計な行動はとらないほうが無難です。
もちろん、こういった発言が出てしまわないように心が改善できれば、それが1番良いのですが・・・。
ダメ出し、否定発言。
自分の考えを押し付ける発言のところで少し触れましたが、人それぞれ考え方に違いはあるものです。
しかしながら、相手の発言等に対して、相手の気持ちをいっさい考えようともしないで、自分が思ったことを平気で発言する。
その言葉のほとんどは、ダメ出しや否定発言ばかり。
例えば以下のような発言です。
具体的発言例
・1つの話題について相手が自分の考えを熱弁した後に、「それは明らかに違うでしょう」。
・質問をされたから、それに対してこたえているのに、「それはおかしいと思います」。
考えて発言してるのに、返ってくる言葉がこんな発言ばかりでは、「は?」って言いたくなるし、不快な気持ちしか残りません。
また、ダメ出しや否定発言ばかりすることで、自分自身も楽しくなくなってきてしまい、気持ちがイライラして、そのまま態度に出てしまいます。
そして、結果的にどんどん相手に壁を作らせてしまいます。
考え方が違ったとしても、ダメ出しや否定発言をする前に、まず相手の気持ちを理解して、考えを受け入れるようにしましょう。
自分と100%同じ考え方の人がいるわけがないのですから。
それでもあまりにも考え方が合わなすぎる、と思ったときには、お断りすればいいだけの話です。
貧乏発言。
恋人にしたい相手に求める条件として、「ケチ」な人という条件を好んで選ぶのはほぼありえませんが、婚活においては、「ケチ」な人は条件として実は悪くなかったりします。
今後結婚して一緒に生活していくかもしれない人であれば、お金の管理がしっかりできる人の方が良いので、無理をして見栄を張ってお金遣いが荒い人より、ケチなくらいな人の方が人気があります。
しかしながら、ケチはケチでも、状況や場の雰囲気は考えて、貧乏発言は避けるべきです。
例えば以下のような発言です。
具体的発言例
・おしゃれな高級レストランで、大きいお皿に料理がちょっとしかのっていなかったとき等に、「えー、この料理たったこれだけで3000円?」。
・デートで何かを鑑賞したりアトラクションを体感するとき等に、「これで2000円もするの?これ我慢したらうまい棒が200本食べれるよ」。
結婚も決まっているカップルが、面白おかしくわざと発言する分には構わないかと思いますが、まだ真剣交際に発展していない、探り合いの婚活中の男女では、ありえない発言です。
普段なかなか味わえない、非日常を楽しもうとしているのに「せっかくの良いお店なのに、何か嫌だなあ」、と冷めてしまいます。
育った環境が貧乏だった、根っからのケチな方は、無意識に発言してしまう恐れがあるので、特に意識して気をつけましょう。
現在の婚活状況伝えること。
婚活におけるステップで、お見合いや仮交際中のデートの段階では、まだ知り合ったばかりであったり友達のような関係であるので、みんな同時交際をしているのが当たり前です。
この段階でわざわざバカ正直に婚活状況を話すことに全く意味がありません。
例えば以下のような発言です。
具体的発言例
・次に会う約束をつけるときに、「来週の土曜日はお見合いが2件入っているけど、夕方からなら大丈夫だよ」、と話してしまう。
・他の人とも会っていることに対して罪悪感を感じるから、という理由で、「今は同時にあと2人の人とデートしている」、と隠さずに正直に話してしまう。
まだ好きにもなっていない友達のような段階で、他の人とも会っている、と言われても、言われた側としては急に気持ちも冷めてしまうものです。
もちろんではありますが、自分から伝えるのではなく、相手に対して婚活状況を質問することも絶対NGですし、マナー違反になりますので注意しましょう。
相手の話に対して返す言葉や相槌が早すぎる。
相手に言葉を返すこと、相槌をすることは、もちろんマイナスなことではありません。
むしろ、相手に話をちゃんと聞いているとわかってもらうためには、絶対必要なことです。
しかしながら、この返すタイミングが悪かったり、反応の仕方次第では、相手を不快な気持ちにさせてしまう、というケースもあります。
例えば以下のような場合です。
具体的な例
・相手の話が最後まで終わっていないのに、話に割り込んできて、自分の意見をすぐに言いたがろうとする。
・相手が話している間中、その話に対しての相槌や反応が早すぎて、完全にかぶっている、しかもそれを連発する。
これでは、話をしている側はせかされているような感じに思って、「人の話をちゃんと聞いてくれていない」、といったような感じにとられてしまいます。
「ある意味人の話をバカにしてる」、そしてしまいには「話す気失せてくる」、と思われてしまう危険性もあります。
相手の話に対しては、まずは必要以上に相槌はしないほうが無難、と言って良いでしょう。
そして、しっかり最後まで話を聞くようにしてから、間をとるくらいの気持ちで言葉を返すように心掛けましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまで、婚活で相手を不快な気持ちにさせるNG発言について述べてきましたが、もう1度まとめると以下のようになります。
- 自分の考えを押し付ける発言
- 恋人ヅラ発言
- ◯◯してあげたのに発言
- ダメ出し、否定発言
- 貧乏発言
- 現在の婚活状況を伝えること
- 相手に対して返す言葉、相槌が早すぎること
婚活において、以上の7つはタブーであり、どれも相手を不快な気持ちにさせてしまう絶対NGな発言です。
7つのうちのどれか1つだけでも口に出してしまったら、その時点でほぼ一発アウトになりかねません。
いったん嫌なイメージがついて壁ができてしまうと、そこから取り返すのは至難の業です。
意識していればほとんどが確実に防げる発言ですので、うっかり発言してしまうことがないように、気をつけていきましょう。
以下の記事も、婚活の会話関連の記事になりますので、あわせてお読みいただければと思います。
-
初めてのお見合いの時の会話の切り出し方と会話中意識すべきこと!
続きを見る
-
婚活で男性を喜ばせることができる会話テクニックと効果的な言葉!
続きを見る
-
【婚活モテる方法】また会いたいと思ってもらえるテクニックを伝授!
続きを見る