婚活を始めてから、まず初めの一歩として通る道である「お見合い」。
例えば結婚相談所で婚活をしていればファーストコンタクトがこれにあたります。
ここでいう「お見合い」の定義として、あくまでお互いプロフィール以外の情報を全く何も知らない相手と初めて会う機会であり、お互いがある程度理解した上で会う機会である初めての「デート」とは意味合いが違います。
まずこのことをご理解した上で、この記事を読み進めていただきたいと思います。
さて、初めてのお見合いですが、どんな話からすればよいのか、何を話したらよいのか、どうしたら好意をいだいてもらえるのか、といったように、様々な不安ばかりが思い浮かんでくることかと思います。
そんなあなたのために、この記事では以下のことについて詳しく解説しています。
- お見合いの最初の会話の切り出し方
- お見合いの会話中に意識すべきこと
- お見合いの会話で話してはいけないこと
- お見合いの前に良い結果をイメージすることの大切さ
最初のお見合いで失敗せず、次に繋げられる確率を最大限に高めていただくためにも、ぜひ最後までお読みいただければと思います。
【この記事でわかること】
お見合いの最初の切り出しでする会話について。
お見合いでは、まずはお互いに「初めまして○○です」とあいさつを交わしてから、いよいよ話をしていくことになりますが、このあとにどのように話を切り出していけばいいのか。
意識すべきことは以下の4つになります。
お見合いの最初の会話の切り出し方
- まずいきなり具体的に質問をしていくのはNG。
- 会話に自信がある人は相手を褒める、自信がない人は話題に出さないほうが無難。
- 相手に同意を得やすい話題から入る。
- 自分の弱みを先に話してしまう。
まずいきなり具体的に質問をしていくのはNG。
会ったばかりの人に、いきなり具体的な質問をしてしまっては、相手に対して、警戒心を強く持たせてしまうことになります。
一度できてしまった壁は、なかなか簡単に崩せるものではありませんので、注意しましょう。
会話に自信がある人は相手を褒める、自信がない人は話題に出さないほうが無難。
相手の身なりや容姿、髪型や身に着けているものなどを褒めることで自然に会話に繋げていく、というのは選択肢としてありです。
しかしながら、これは会話に自信がある人限定で、会話に自信がない人は話題に出さないほうが無難でしょう。
ぎこちないことで不自然な感じになり、警戒心を持たれてしまっては何の意味もありません。
相手に同意を得やすい話題から入る。
例えばその日の天気についてとか、お店の雰囲気についてとか、飲み物についてとか・・・。
相手に「そうですよねー」と同意を得やすい話題から入ることがポイントです。
スムーズに話が進んでいくので、自然と会話も繋がりやすくなっていきます。
自分の弱みを先に話してしまう。
会話に自信がない人は、「こういう場面は慣れていないので緊張してうまく話せる自信がない」、というように先に伝えてしまいましょう。
自らの弱みを先にさらけ出すことは、一見格好悪いことのようにも思われがちですが、そんなことはありません。
気持ちに余裕がない人ほど自分の弱みは隠そうとするのものですから。
弱みを堂々と言えるということは、逆に気持ちに余裕がある大人だからこそできること、と相手の目には映ります。
そして、実際にうまくしゃべれなかったときは、「さっきうまくしゃべれないかもって言ってたから仕方ないか」、と思ってもらえるわけです。
このようなことが何よりも自分自身の安心感にもつながりますので、弱みを先に話すということは、プラスにしかならない1つのテクニック、とも言えますね。
お見合いの会話中に意識すべきこと。
会話の内容ももちろん重要ですが、会話中の話し方、態度はお見合いが終わった後の後々の印象に残りやすいので、ある意味では会話の内容よりも重要です。
少しでも良い印象を持ってもらうためにも、以下の5つのことを特に意識して会話しましょう。
会話中に意識すべきこと
- 相手の目を見て話す。
- ジェスチャーを交えて話す。
- 適度な声量で話す。
- 聞き取りやすい声で話す。
- 背筋を伸ばして話す。
相手の目を見て話す。
これは婚活に限らず、人と話をするときの基本中の基本です。
しかしながら、会話している間中、ただ何も考えずにひたすら目を見続けていればいいというわけではない、ということを頭に入れておいてください。
ずっと見続けることで、かえってマイナスイメージを持たれる場合も少なからずあります。
これを防ぐための解決策として、相手が話したことに対して、相槌を打ったりうなずくときに、特に意識して見るようにすると良いでしょう。
こうすることで、ちゃんと話を聞いているという意味でのアピールにも繋がるので、印象も良くなります。
ジェスチャーを交えて話す。
例えば人に何かを伝えたりするときや、プレゼンをするとき等、ただ棒立ちで話すよりは、身振り手振りのジェスチャーを交えた方が、確実に物事が伝わりやすくなります。
説得力が高まり、相手からの印象も良くなりますので、意識しておきましょう。
適度な声量で話す。
2人で話しているのに、明らかに周りにも聞こえるような大きな声で話していては、常識がない人と思われても仕方がありません。
電車の中やエレベーターの中で、周りに人がいるのに堂々と大きな声で携帯で話しているような人と、ある意味では同じです。
これでは明らかに不快な思いをするだけですので、相手のことを思って配慮しましょう。
聞き取りやすい声で話す。
声が大きすぎないようにすることを意識して、小さい声でぼそぼそと話してしまうのも困りものです。
聞き取りにくい声で話していれば、当然相手から聞き返される頻度も多くなり、結果的にストレスを与えてしまうことに繋がってしまいます。
そもそも、いつもぼそぼそと話すような人と、その後もずっと一緒にいたいと思うかどうかと考えた場合、そう思えるはずがありません。
背筋を伸ばして話す。
背筋を伸ばさずに、猫背でいると、それだけで「自信がなさそう」という印象を与えてしまいます。
例えばビジネスの商談等で、相手側に何かを伝えたりするときには、胸を張って自信をもって話さないと、何も伝わりません。
日頃から猫背の人は、特に意識して背筋を伸ばすように意識しましょう。
お見合いで話すべきではない話題について。
人は誰でも、他人には入られたくないような、自分だけのパーソナルスペースのようなものを持っているものです。
初めて顔を合わせた人がこのようなスペースに足を踏み入れる、などということは言語道断です。
初対面なりの接し方を意識しましょう。
お見合いで話すべきではない話題は以下の通りです。
お見合いで話すべきではない話題について
- 過去の恋愛のことについて。
- 貯金や収入といったお金のことについて。
- 家族のことについて。
過去の恋愛のことについて。
これは間違いなく初めて会う人に対して話す話題ではありません。
しかも、これから結婚をするかもしれない相手に対してです。
普通に考えたら有り得ませんね。
過去のことを掘り起こされることで、いろいろ嫌な思いをすることもあるだろうし、このような質問をするような人は、デリカシーのかけらもない、と言っていいでしょう。
何よりもお互いに何の得になるのかということを考えた時に、何のメリットもないのですから、聞く意味も全くありません。
間違ってもこのようなことを聞くことがないようにしましょう。
貯金や収入といったお金のことについて。
相手は初めて会う人です。
これも普通に考えて有り得ませんね。
話を聞く側にやましい気持ちとかがいっさいなかったとしても、貯金がいくらかだとか、収入がいくらかだとか・・・、この質問をされて相手側が受け取る気持ちを考えてみるとどうでしょう。
これは火を見るより明らかですね。
もちろんある程度交際を経た後であれば必要になってくる話ではありますが、初めて会った相手に話す話題でないことは明確です。
家族のことについて。
例えば家族が訳ありだったり、介護をしていたり・・・、聞かれても答えたくないような事情を持った人もいたりするものです。
くどいようですが、相手は初めて会う人なわけです。
これも有り得ませんね。
これもお金の話と同様で、ある程度交際を経た後であれば必要になってくる話ではありますが、初めて会う人が相手にわざわざ話すことではありませんね。
お見合いの前日や直前に、良い結果が出るのをイメージしておこう。
仕事やスポーツ等、何事においても言えることですが、より良い結果を出すためには、前もって自分自身に良いイメージを植え付けておくことが大切です。
これは婚活にとっても同じことで、前もってイメージしておくかどうかで、結果に大きく影響が出ると言えるでしょう。
例えば初めてのお見合いの前日に、「明日緊張して沈黙が続いたらどうしよう」、「うまくしゃべれなかったらどうしよう」、とか不安なことばかり思ってしまっていては、身体にも悪い反応が出て、当日余計にうまくいかなくなってしまいます。
最初は誰でも緊張するし、うまくしゃべれないのは当たり前の話です。
最初から緊張もしないでうまくしゃべれる人も中にはいるかもしれませんが、そういう人は、不安に考えてしまったりとか、あれこれと余計なことを考えたりとか、そういうことはしていないはずです。
不安なイメージばかりするよりも、まずは「会話がはずんで時間かかりすぎちゃったらどうしよう」、といったようなワクワクするような良いイメージを持つようにしましょう。
お見合いの前日や直前にイメージしておくことで、お見合い本番は自然と身体に良い反応が出て軽くなり、心にも余裕ができるはずです。
その結果、イメージしたとおりの結果が出る可能性が高くなることでしょう。
これは初めてのお見合いのときだけに限らず、2回目以降のお見合いや、デートのときにも言えることです。
次に繋がる最善の結果が得られるように、常に良い結果をイメージすることを心掛けましょう。
まとめ
ここまで、最初のお見合いの時の、会話の切り出し方から意識すべきこと、話してはいけないことについてまで述べてきましたが、いかがでしたでしょうか。
何事もスタートが肝心、とよく言ったものですが、婚活においても同じことが言えます。
というより、まずはこの「お見合い」という最初の関門を突破できないと、婚活では永遠と次のステップに進むことができないわけですから。
長い婚活の中、この先まだまだいろいろ困難なことが発生してくることもあるかと思います。
まずここでつまずいて時間をかけすぎないよう、対策をしっかりと意識した上でお見合いに臨んでいただき、スムーズに次のステップへと繋げていただければと思います。
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