婚活で重要なことの1つである「会話」。
この「会話」が続かなくて、沈黙がたくさんあるようでは、なかなか良い結果に結び付きません。
「お見合いのときには会話が途切れることなく、楽しかったんだけど、デートになったとたん一緒にいる時間も長くなったことで、話すネタがなくなって会話が続かなくなってしまった」、といったような話も、婚活あるあるとして、よく聞く話です。
このように、会話でネタ切れを起こさないようにするための解決策が、ノートを1冊準備する、ということです。
お笑い芸人がネタ帳を肌身離さず持っているのと同じように、婚活においても、ノートを一冊持つことは必須です。
お笑い芸人にとっては、このネタ帳が商売道具のようなものですが、婚活する人にとっても、会話ネタ抽出という意味で、同じように商売道具のようなものです。
この記事では、婚活中のお見合いやデートの際に、会話でネタ切れにならないようにするための解決策である、ノートを1冊準備する、ということの重要性について解説しています。
記事の内容については以下の通りとなっています。
ノートを1冊準備することの重要性
- ノートを使うメリット。
- 情報収集の仕方。
- インプットとアウトプットについて。
- 記入の仕方の具体例。
ぜひ最後までお読みいただき、婚活中の会話でネタ切れをおこさないように、ノートを1冊準備することの重要性について、理解していただければと思います
【この記事でわかること】
ノートを使うメリット。
まず結論から言いますと、ノートを使うメリットは、ズバリ、記憶を確かなものにできる、ということです。
冒頭で、お笑い芸人がネタ帳を肌身離さず持っている、という話をしましたが、これはもちろんネタが思いついた時にメモったり、ステージ本番の前に確認するために使っています。
婚活におけるノートも、役割としてはこれと同じです。
仕入れた情報を記憶として残すために、確実に記録して記憶する、そのためのツールとして活用します。
記憶があやふやにならずに済む。
婚活は、短期間の間に、同時に何人もの人とお見合いしたり、デートしたりするものです。
その性質上、誰とどんな会話をしたのか、どんなところに行ったのかとかが、ごちゃまぜになってしまう危険性があります。
記憶があやふやになってしまい、間違えて違う人のことを相手にしゃべってしまったら、当然のように嫌な思いをされてしまいます。
「そういえばこの間こんな話してましたよねー」、って言ったとき、「それ俺じゃないから」ってなったら、そのあとの時間がメチャメチャ気まずくなってしまいます。
また、言おうとしたことがその相手のことなのかどうなのか記憶があやふやなことにより、間違ってるかもしれないという思いで、上記のような自爆を防ぐために、躊躇して話さずに、自分の中にしまい込んでしまったりもするでしょう。
これにより、話す話題も減りますし、会話のネタがなくなり、話が繋がらなくなってしまう、ということにもなりかねません。
確実に覚えていれば防げたことなのに、もしこれが原因でお断りでもされてしまったら、もったいないですし、悔いが残りますよね。
こんな自爆や躊躇を防ぐためにも、お見合いやデートのあとに、記憶を確実のものとしておくことは必須です。
このためのノートなのです。
せっかく会話で得た情報を、間違えて言ってしまったり、使わないままにしてしまうことがないように、ノートを準備することは必須です。
会ったその日のうちにすぐに記録しておけば、誰とどんな会話をしたかが、ごっちゃにならずに済むわけですから。
特別感をアピールできる。
ノートに記録することで、相手が言ったことを詳細に覚えていることができれば、堂々とその話題を口にすることができます。
言われた側としては、1度話したことを詳細に覚えていてもらえたら、悪い気はしないものです。
このように思ってもらえるというメリットがありますが、これ以外にももう1つ。
「あなたが言ったことは全て忘れないくらいにあなたのこと真剣に考えていますよ、いい加減に思っていませんよ」、という特別感もアピールできます。
相手としても、「そんなことまで覚えていてくれて、もしかしたら自分のことを本気で思ってくれているのかな」、と思ったりしてくれることもあるでしょう。
情報収集の仕方。
情報収集の仕方ですが、プロフィールに書いてあることを除けば、収集する機会は、基本的にお見合いやデートのときの会話の中でしかありません。
ただ、メールやLINEを交換しているのであれば、この中での会話も含みます。
会話の中で得た情報は、その日のうちに確実にノートに記録しておきましょう。
「インプット」と「アウトプット」。
一般的に、人の記憶は、「インプット」と「アウトプット」を繰り返すことで、強固なものになると言われています。
お見合いやデートの際に相手の情報を聞いて、頭の中に覚えるという「インプット」をして、その日のうちにノートに書くという「アウトプット」をする。
このように、「インプット」と「アウトプット」をセットで行うことにより、記憶が強固なものとなり、会話で得た情報を忘れにくくなります。
また、次に会う際に、このノートを見返すことで、頭の中に覚えて「インプット」し、実際に会ったときの会話の中で、覚えたことを会話に出すという「アウトプット」をします。
このように、ここでも「インプット」と「アウトプット」がセットで繰り返されるわけですから、さらに記憶も強固なものとなり、忘れにくくなります。
さらに、これをまた繰り返すことで、相手のことがどんどん頭に入ってきて、ノートを見返さなくても大丈夫になってきます。
こうなってくる頃には、それまでお互いいろいろな話をしてきて、いろいろな話題を持っているわけですから、ほぼ会話が途切れることもなくなってきていることでしょう。
記録の仕方の具体例。
では、ノートに記入する際には、実際どのように記入すれば良いのか?
具体的な例は以下の通りです。
あくまで参考例ですので、これが全てではなく、自分で見やすいように工夫して書くようにすると良いででしょう。
ノートの書き方具体例
名前 婚活てる男(相手の名前)
日付 2020年X月X日 19時~21時半まで
場所 レストラン△△
会った回数 3回目
会話の中で話した内容 (できるだけ具体的に、箇条書きであとで見てもわかりやすく)
趣味の話、ゴルフは、多い時で週一で練習に行っている。
カラオケも好きらしい。よく歌う曲は▢▢。今度一緒に行こうねって話をした。
ラーメン好きで、いろいろ食べに行っている。
実家は◇◇県で、近いのでよく帰っている。このときに甥っ子の相手をするけど、可愛くて可愛くて仕方がないらしい。
仕事は営業で、基本は2人行動。後輩の◯◯君と一緒に回っている。
この◯◯君、今度の日曜日に結婚式の予定。婚活てる男さんも出席予定。
その他気づいた点 (気持ちや状況等、これもあったほうがいい)
会うのは3回目。やっぱりてる男さんさわやかなイケメン。スーツがよく似合うし、カッコいい。
今回は時間も長く一緒にいていろいろ話せたけど、性格もバッチリ。本命候補急上昇。
レストラン△△は2人とも初めて行ったパスタ屋で、料理が超美味しかった。
てる男さんも美味しいと言っていた。またいつか行くのもありかな。
等々・・・
注意すべき点としては、とにかく忘れないうちに、必ずその日のうちに書きとめるということ。
間違った情報を書いてしまっては、間違って覚えることになってしまいます。
内容は、上記の例のように、できるだけ詳細に、そして箇条書きだと、あとで見返した時に見やすいです。
そして、これが役に立つのは次回のお見合いやデートのとき。
メールやLINEでの会話にも役に立ちます。
実際の話の持っていき方ですが、例えば、「今度の連休は実家にでも帰るんですか?」とか、「後輩の◯◯さんでしたっけ、結婚式はどうでしたか?」とか・・・。
前回のときに話した内容を、しっかりと具体的に伝えることで、「この人ちゃんと覚えてくれているんだな」と好印象に繋がっていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
婚活中の会話でネタ切れにならないようにするための解決策として、ノートを1冊準備する、ということの重要性が、わかっていただけたのではないかと思います。
婚活は、短期間のうちに、同時に何人もの人と会ったりします。
そして、自分のライバルもたくさんいます。
ノートを活用することで、記憶を確かなものにすると同時に、他の人との差別化もできます。
一歩抜け出す存在になるために、やれるべきことは確実にやるべきです。
ノートに記入するのは5~10分もあればできます。
たったこれだけの時間で、婚活にプラスになるのですから、これを活用しない理由はありません。
もし、婚活を既に始めている方で、まだノートを準備していないという方がいましたら、この機会にぜひ婚活用に1冊ノートを準備していただき、今後の婚活に活用していただければと思います。
そして、晴れて結婚が決まったときに見返して、例えば、「あのときこんなこと書いてたんだよ」と、あえて思い出の品として相手に見せるのも、また1つの一興ではないでしょうか。