日常生活において、守るべきマナーは数多く存在しています。
婚活におけるマナーは、基本的なマナー(中には暗黙の了解として成り立っているようなマナーもあり)から、特に気を付けたいマナーがあります。
これらを守れない、知らなかったでは、恥をかいてしまったり、時には相手を不快な気持ちにさせてしまうことも。
こうなると当然結果にも悪影響が出てしまいますね。
本記事では、婚活を進めていく上で、最低限知っておくべき基本的なマナー、特に気を付けたいマナーを紹介しています。
決して相手の方を不快な気持ちにさせてしまうことがないように、ぜひ参考にしていただき、しっかりとわきまえていただければと思います。
【この記事でわかること】
婚活における基本的なマナーとは?最低限これだけは知っておくべし!
婚活において、特にファーストコンタクト(お見合い)の際に、知っておくべき基本的なマナーは以下の通りです。
婚活におけるファーストコンタクト(お見合い)の際に、知っておくべき基本的なマナー
- 清潔な服装
- 女性を上座(奥側)に座らせる
- お見合い時間は約1時間が目安、最初はお茶のみ
- スマホ操作は控える
- 常に自然な笑顔
- 支払いは基本的に男性側
- お礼のメール
清潔な服装
男性はスーツやジャケットが基本です。また、シワがなく清潔感のある綺麗に手入れされたシャツ、靴を選びましょう。
Tシャツやジーンズはマナー違反です。
女性は肌の露出の多い服や短いスカートはできるだけ避け、キレイ目なワンピース等、男性が好きそうな服を心掛けるようにしましょう。
色は白やベージュやピンク、水色系等、明るめの色のほうが優しい印象をあたえるので、黒や紺はなるべく選ばないようにしましょう。
女性は上座(奥側)に座らせる
こういったマナーは言い出すとキリがないですが、気にする人は気にするので気を付けましょう。
女性は入り口から遠い側に座らせるのが基本のマナーです。
お見合い時間の目安は約1時間、最初はお茶のみ
お見合いにかける時間はおおよそ1時間くらいが目安です。
話が盛り上がってもっと長く話したくなる場合もあるかもしれませんが、基本は1時間くらいであることを知っておきましょう。
また、最初はお茶のみが基本で、あくまで会話が目的です。
ケーキ等を食べるのは男性に支払いをしてもらう前提もあり、基本的にマナー違反となります。
スマホ操作は控える
これについては誰かと一緒にいる時は、お見合い中に限らずどんな時でも基本マナー違反ですね。
スマホをテーブルの上に置いて常に気にしているのは、言うまでもなくマナー違反。
会話に集中するためにも、マナーモードにしてバックの中にしまっておきましょう。
常に自然な笑顔を心掛ける
これについてもお見合い中に限らず常に婚活中は心掛けたいことですね。
人と会話しているときの最低限のマナーとして当たり前のように守るべきことです。
支払いは基本的に男性側
支払いは男性側がスマートに済ませるのが基本です。
しかしながら、女性側が支払おうとする素振りを全く見せないのはマナー違反ですね。
また、女性側が支払うと言って、割り勘にしようとするのも、男性としてのメンツが丸潰れになるのでNGですね。
支払い後は女性側は当然と思わずに、必ず「ごちそうさまでした」のお礼を忘れないようにしましょう。
お礼のメール
終わった後にはその日のうちに必ずお礼のメールを送信しましょう。
お礼をしないのはマナー違反にもなりますが、何よりも次に繋がらなくなってしまいます。
もし、勝手に連絡先の交換をすることを禁止している結婚相談所による婚活の場合は、相手側にお礼が伝わるように結婚相談所へ連絡しましょう。
以上、基本的にできて当たり前のマナーばかりですが、完璧にできていれば相手の方に対してそれなりに好印象を与えることも可能です。
しっかりとわきまえておきましょう。
婚活において特に気を付けたいマナーとは?最低限これだけは知っておくべし!
基本的なマナーについては最悪守れなかったとしても必ずしもマイナスとなることばかりではありませんでしたが、以下に紹介するマナーについては、一つでも守れないことがあると大きなマイナスとなってしまいます。
婚活において、特にファーストコンタクト(お見合い)の際に、知っておくべき特に気を付けたいマナーは以下の通りです。
婚活におけるファーストコンタクト(お見合い)の際に、知っておくべき特に気を付けたいマナー
- ドタキャンしない、遅刻しない
- 清潔な身だしなみ(髪の毛、ヒゲ、口臭、体臭、爪、香水、厚化粧)
- 相手の方に対する否定的発言をしない、ネガティブ発言をしない
- 質問攻め、マシンガントークをしない
- タメ口、上から目線で話さない
- 過去の恋愛話をしない、現在の婚活の状況話をしない
- 下ネタ話をしない
- 横柄な態度(腕組、座り方、店員への態度)をしない、貧乏ゆすりをしない
- スマホ操作をやりすぎない
- 宗教やビジネスへの勧誘をしない
ドタキャンしない、遅刻しない
これはほぼ一発アウトのマナー違反です。論外です。
余裕を持った行動を心掛けましょう。
待ち合わせに対してギリギリの時間では、仮に間に合ったとしても汗だくで印象を悪くしてしまいます。
清潔な身だしなみ(髪の毛、ヒゲ、口臭、体臭、爪、香水、厚化粧)
髪の毛がボサボサで寝ぐせがあったり、無精ヒゲが生えていたり、口臭・体臭があったり、爪が伸びていたり、香水が強すぎたり、化粧が濃すぎたり・・・。
どれか一つでも当てはまったらアウトでしょう。
必ずケアしていきましょう。
相手の方に対する否定的発言をしない、ネガティブ発言をしない
相手の方の気持ちを考えれば否定的な言葉を返すことがどれだけ不快な気持ちにさせるか。
また、ネガティブな人だと思われることも婚活においては大きなマイナスポイントになります。
これらが自然に出ているようではアウトです。
質問攻め、マシンガントークをしない
会話の基本は相手の話を聞くことです。
質問攻めやマシンガントークでは自己中心的な人だということをアピールしているようなものですので、絶対に避けなければいけません。
質問するときは、「はい」「いいえ」で終わるような話ではなく、具体的に続くような質問を投げかけるようにしましょう。
タメ口、上から目線で話さない
初対面でこれは有り得ません。
不快に思われるだけだし、論外です。
ビジネスにおける初対面のマナーとほぼ同じものだと思うべきです。
過去の恋愛話をしない、現在の婚活状況話をしない
これらも明らかにマナー違反です。
誰でもいろいろな事情を抱えています。あえて掘り起こす必要はありません。
下ネタ話をしない
これも明らかにマナー違反です。
時と場所を考えれば当然のことです。
横柄な態度(腕組、座り方、店員への態度)をしない、貧乏ゆすりをしない
腕を組んで、椅子やソファーに深く腰掛けたり、定員を呼ぶときに横柄な態度をとったり・・・。
せっかくの出会いの場を自ら壊しに行くようなものですね。
スマホ操作をやりすぎない
必要最低限の操作ならギリギリ許せますが、やりすぎては論外です。
基本的なマナーのところでも述べましたが、スマホは最初にバックの中にしまってしまいましょう。
宗教やビジネスへの勧誘をしない
これも論外。最悪ですね。
せっかくの出会いの日がこれでは悪いイメージしか残りません。
以上、特に気を付けたいマナーですが、絶対守れて当然のマナーとも言えます。
ここまでお読みになられてきて、もし、「これはマズイ・・・」と思うことがあった方は直ちに意識を変えるべきです。
そもそも、「マナーを守る」とは何?
結論から言うと、「マナーを守る」ということは、周りにいる人が不快にならないように思いやりのある行動をとること、と言うことができます。
その理由は以下の通りです。
「マナーを守る」ということ、それは周りにいる人が不快にならないように思いやりのある行動をとることである
日常生活には「交通マナー」「テーブルマナー」というように、様々な守るべきマナーがあります。
これらに共通して言えることは、極端な話、相手が誰もいない限りは特に守る必要がないということ。
例えば、「テーブルマナー」を例にとってみると、相手が誰もいなくて1人であれば、大声を出しながら食べたり、カチャカチャと音を立てて食べたり・・・、どんなにマナーの悪い食べ方をしたとしても、人に迷惑はかけていないので問題はない、という考え方ができます。
しかしながら、相手が1人以上いるとどうでしょう。
当然のように大声を出しながら食べたり、カチャカチャと音を立てながら食べれば、周りにいる人にとっては迷惑になります。
自分本位で周りのことを考えないで行動すると、周りに対して不快な思いをさせてしまう、ということになります。
これを言い換えると、マナーを守るということは、周りにいる人が不快にならないように思いやりのある行動をとること、と言うことができます。
婚活において「マナーを守る」ということ
以上、婚活マナーに当てはめて、逆説的に言うのであれば、次のように言い換えることが出来ます。
常に相手を思いやるという意識が根柢にあれば、自然とマナーを守ることが出来る。
また、相手に対して不快な思いをさせずに済む、ということになります。
結局、大切なことは、意識の持ちようである、ということになりますね。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
近年、ニュースやワイドショーにおいて様々なマナー違反が報道されています。
ツイッターやフェイスブックなどのSNS、また、YouTube上においても、常識では考えられないようなマナー違反が取り沙汰されていますね。
飲食店や娯楽施設、また電車やバスなどの交通機関においても、マナー違反のお客さんを見かけることで、気分を害してしまうことがあります。
ここまで述べてきたように、婚活においても同じです。
マナーを守ることができなかったとき、ただ恥をかくだけで済まされればいいですが、場合によっては相手にかなり不快に思われてしまいます。
これでは婚活で良い結果が出るわけがありません。
最低限度のマナーは必須です。
そのためには気持ちの持ちようが大切です。
常に相手の方を思いやるという意識がないようであれば、婚活をする資格がないとも言えるのではないでしょうか。
この記事で紹介したことを肝に銘じていただき、ぜひとも今後の婚活に役立てていただければと思います。
一期一会の出会いを大切に。
そして、最高の結果が得られることを切に願っています。