婚活の手法は、現在、「結婚相談所」、「婚活サイト・マッチングアプリ」、「婚活パーティー」、「街コン」、「親族や知人の紹介によるお見合い」、と様々です。
中でも「結婚相談所」による婚活は、一般的に結果が出やすいと言われていますが、具体的にどのような特徴があるのか?
本記事では、結婚相談所による婚活をさらに細分化し、仲介型結婚相談所(※)を利用して婚活する場合の、メリットとデメリットについて、詳しく解説しています。
(※)結婚相談所
結婚相談所は大きく分けると「仲介型結婚相談所」、「データマッチング型結婚相談所」、の2種類に分類される。
仲介型結婚相談所は、専任のアドバイザーによる手厚いサービス・サポートを受けながら、成婚を目指していく活動がメインの結婚相談所。
データマッチング型結婚相談所は、条件を絞り込んだりして、検索した結果の中から相手を探していく活動がメインの結婚相談所。
また、多様化しつつある仲介型結婚相談所における出会い方の窓口についても、あわせて解説しています。
これから婚活を始めようとしている方や、仲介型結婚相談所を使っての婚活に興味を持たれている方は、ぜひ最後までお読みになり、参考にしていただければと思います。
なお、データマッチング型結婚相談所を利用して婚活する場合のメリットとデメリットが知りたい方は、こちらをご覧ください。
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【データマッチング型結婚相談所】メリットとデメリットについて解説!
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結婚相談所以外の婚活におけるメリットとデメリットが知りたい方は、以下の記事に目を通していただければと思います。
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【この記事でわかること】
仲介型結婚相談所で婚活するメリット!
ではまず、仲介型結婚相談所で婚活する場合のメリットについて解説していきます。
紹介するメリットは全部で7つ、以下の通りとなっています。
仲介型結婚相談所で婚活するメリット
- アドバイザーのサポートが非常に充実。
- 登録している会員の結婚への真剣度が高い。
- 成婚率が非常に高い。
- 短期間で結果を残せる。
- 恋愛経験が少なくても結果が出やすい。
- 自分自身ではなかなか気づけないような最適な相手と出会える可能性がある。
- 安心・安全に活動できる。
アドバイザーのサポートが非常に充実。
結婚相談所に登録すると、専任の「アドバイザー」(結婚相談所によっては「マッチングコーディネーター」とか「成婚コンシェルジュ」とか呼び方が違う)が、まず必ず1人以上付きます。
このアドバイザーは、会員を成婚へと導く、いわゆる「婚活のプロ」であり、登録から成婚まで、会員に適切なアドバイスを送ったり、相談に応じたりして、会員をサポートします。
特に、仲介型結婚相談所のアドバイザーは、例えば、婚活中の行動や心理といったことに関連するような、活動に直結してくることに関するアドバイスまでもが充実しています。
また、その他サポートも強力で、非常に頼りになる存在です。
その上、結婚が決まった後のサポートまでも含めた、トータル的なサポートがあったりもするので、登録から結婚に至るまで、非常に心強い味方となってくれます。
登録している会員の結婚への真剣度が高い。
結婚相談所に登録するには、他の婚活手法と違い、免許証等の身分証以外にも、独身証明書や収入証明書、卒業証明書等の書類をそろえて、提出する必要があります。
また、料金に関しても、他の婚活手段と比較しても、非常に高額です。
このように、登録する際のハードルが高いにもかかわらず、結婚したい一心で会員となっているため、ほぼすべての会員が、真剣に結婚を考えて活動している、と言えます。
成婚率が非常に高い。
登録している会員の結婚への真剣度が高い上に、アドバイザーのサポートが非常に充実。
これは、真剣に結婚を考えて活動している人同士が、アドバイザーの的確なアドバイスや、強力なサポートを得ることにより、さらに成果を出やすくしているということ。
これらの理由により、成婚率は非常に高くなっています。
その高さは、他の婚活手法と比較しても随一のレベルです。
短期間で結果を残せる。
これについても、理由は成婚率が高いこととほぼ同じです。
会員の結婚への真剣度が高いということは、できるだけ早く結婚したい、ということ。
できるだけ早く結婚したい会員同士に、アドバイザーの強力なサポートも相まって、出会いから交際、結婚に至るまで、非常にスムーズに、ことが運んでいきます。
恋愛経験が少なくても結果が出やすい。
婚活をしていくにあたり、恋愛経験というものは、男女間の駆け引きや、行動の指針として、多少は役に立ってくるものです。
しかしながら、仲介型結婚相談所においては、この恋愛経験はほとんど必要がありません。
その理由は、アドバイザーのサポートが充実しているからです。
アドバイザーは、数多くの人を結婚まで導いている、百戦錬磨のその道のプロ集団。
たとえ恋愛経験が豊富な人であっても、アドバイザーと比べて、どちらが最適な判断をくだせる確率が高いか、ともなれば、間違いなくアドバイザーの方、と言わざるを得ないでしょう。
このように、アドバイザーからのアドバイスは、非常に信頼できます。
この、信頼できるアドバイスを受けるにあたり、例えば、恋愛経験が中途半端にあると、重要な判断を下す場面において、自らの余計な主観が入ってしまいます。
アドバイザーから最適なアドバイスを受けたとしても、そこで自分の考えの方が正しいかもと思ってしまい、アドバイスを素直に受け入れにくくなってしまう、といったようなことがあることでしょう。
この点、恋愛経験が少なければ、自分の余計な考えもほぼ入ることなく、アドバイザーの言うことの全てを信頼して、アドバイスを素直に受け入れることができるので、結果も出やすい、ということになります。
以上のように、恋愛経験が少ない人が結果を出す上で、アドバイザーのサポートが非常に強力な仲介型結婚相談所との相性は抜群に良い、と言えます。
自分自身ではなかなか気づけないような最適な相手と出会える可能性がある。
例えば、データマッチング型結婚相談所では、そのシステム上、自らのデータ検索がメインで活動していくので、どうしてもプロフィールが重要視されがちになってしまいます。
もちろん、結婚相手に相応しい条件を自ら選んでいくのは当たり前のことですが、これだとプロフィールの書かれ方いかんによっては、もしかしたら最適な相手になるかもしれないような相手を、見逃してしまうことになりかねません。
しかしながら、人の相性というものは、プロフィール上に記載されるような目に見える情報だけでなく、第3者にしか見えない性格や雰囲気、人柄等、目に見えないようなデータ化されにくい要素も、ポイントになってくるものです。
この点、仲介型結婚相談所では、アドバイザーが、プロの目線でお互いの目に見えない部分の相性も考慮して判断し、最適な相性の相手を紹介してくれます。
このように、最適な相性であることに自分ではなかなか気づけず、スルーしてしまいそうな相手であっても、アドバイザーのおかげで、見逃されることなく、出会える可能性がある、ということになります。
安心・安全に活動できる。
結婚相談所では、登録する際に、身分証以外にも、独身証明書や収入証明書、卒業証明書、資格証明書等の、各種証明書の提出がほぼ必須となっています。
また、カウンセリングもあることなどから、登録するにあたっての審査が厳しく、まずこの時点で虚偽の申請をする人や、会員としてふさわしくないような人を排除しています。
また、登録後の会員の管理もキッチリとしていることもあり、安全面に余計な気を遣うことなく、安心して活動できる環境が整っています。
仲介型結婚相談所で婚活するデメリット!
続いて、仲介型結婚相談所で婚活する場合のデメリットについて解説していきます。
紹介するデメリットは全部で3つ、以下の通りとなっています。
仲介型結婚相談所で婚活するデメリット
- 料金が高い。
- 登録する際、必要な書類が多く、審査が厳しい。
- アドバイザーとの相性が結果に大きく左右する。
料金が高い。
まず、仲介型結婚相談所の最大のデメリットはこれになります。
仮に、各種婚活において、6ヶ月間同じ方法で婚活し続けた場合、おおよそトータルでかかってくる費用をまとめると、下記のようになります。
6ヶ月間同じ方法で婚活して成婚が決まった場合のおおよそのトータル費用比較
婚活方法 | 6ヶ月間でかかる料金 | ポイント |
仲介型結婚相談所 | 150,000~500,000円 | 初期費用、成婚料、成婚料の有無により差が出る 返金制度付きのところもある |
データマッチング型結婚相談所 | 100,000~250,000円 | 初期費用が高いか安いかにより差が出る 返金制度付きのところもある オンライン完結型は安い |
婚活サイト・マッチングアプリ | 男性 10,000~20,000円 女性 0~20,000円 |
まとめて払うと安くなる 女性は無料で利用できるところもある |
婚活パーティー | 男性 40,000~90,000円 女性 10,000~40,000円 |
月に2回参加した場合で計算 女性の参加費はかなり安い傾向にある |
街コン | 男性 40,000~90,000円 女性 20,000~70,000円 |
月に2回参加した場合で計算 女性の参加費は安い傾向にある |
以上のように、仲介型結婚相談所の料金は、他の婚活手法に比べると、高いと言わざるを得ないでしょう。
特に、仲介型結婚相談所は、無事に成婚が決まって退会するときに、結婚相談所に対する成果報酬ということで、およそ50,000~200,000円という、高額な料金を払うところがほとんどです。
これがあるため、データマッチング型結婚相談所と比較しても、トータルでかかってくる費用は、平均的にも割高になっています。
ただ、多少の投資をしたとしても、最終的に無事に成婚さえ決まれば万々歳ではないでしょうか。
成婚率が非常に高く、短期間でも結果が出やすいわけですから、なかなか結果が出ずに、長期にわたって毎月の費用がかさむより、短期間で決まりさえすれば、一概にも高いとは言えない、と言うこともできます。
また、結果が出なかったときの返金保証制度がある結婚相談所もあります。
結婚相談所によってはそれぞれいろいろな特徴があるので、よく考えた上で、自分に合ったところを選択しましょう。
なお、各結婚相談所の特徴について、こちらの「結婚相談所 口コミ・特徴」のカテゴリーページにて、業界大手の結婚相談所の口コミ・特徴をそれぞれ詳しくまとめていますので、参考にしていただければと思います。
登録する際、必要な書類が多く、審査が厳しい。
結婚相談所に登録する際は、あらかじめ準備して提出する書類がたくさんあります。
必要な書類はだいたい以下の通りです。
結婚相談所登録に必要な書類
- 本人証明書・・・運転免許証、パスポート等
- 独身証明書・・・独身証明書(本籍地の役所で発行)
- 収入証明書・・・源泉徴収票、給与明細書(直近1年分)、または課税証明書(役所で発行)
- 卒業証明書・・・卒業証書、学位記、または卒業証明書(卒業した学校で発行)
- 本人写真・・・本人写真(プロにお願いすると良い)
- 口座振替依頼書・・・口座振替依頼書(結婚相談所から指定の書類をもらう)
- 在籍証明書・・・社員証、源泉徴収票、または在籍証明書(勤務先で発行)
- 資格証明書・・・各公的資格証明書
上記のメリットのところでも述べましたが、このようにたくさんの書類を提出するからこそ、全ての登録者が安心・安全に利用できるようになるのです。
結婚相談所によっては、必要でない書類があったり、これ以外にも必要な書類があったりするかもしれませんので、まずは無料で資料請求、来店予約をするなどして、事前に確認しておきましょう。
書類が漏れていたり、不備があった場合には、登録を断られる場合もあり得ますので、登録する際には必ずチェックしておきましょう。
参考に、こちらの記事では、結婚相談所に必要な書類について、それぞれの入手方法等も含めて詳しく解説していますので、あわせてお読みいただければと思います。
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結婚相談所登録に必要な書類まとめ!それぞれ入手方法についても解説!
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アドバイザーの力量が結果に大きく左右することも。
アドバイザーのプロの目線により相手が選定され、その相手を紹介してもらえる仲介型結婚相談所ですが、アドバイザーによっては、自分の希望の条件とは大きくかけ離れたような相手ばかりを紹介されることも。
もちろんアドバイザー自身の考えがあっての選定なわけですが、どう考えても明らかにアドバイザーの力量不足が原因で、「この人本当に考えてやってるの?」といったような疑問をもってしまうことも、あるかもしれません。
これが続けば、当然のようにアドバイザーを頼れなくなり、この結婚相談所における活動に対して疑問をいだいてしまい、モチベーションも下がってきてしまうので、結果に悪影響が出てしまいます。
このように、アドバイザーの力量、アドバイザーとの相性が、結果に大きく左右してしまう、ということもあり得ます。
この人はどうしても無理、この人とは相性が合わない、と思ったら、早い段階から直訴して、アドバイザーを変えてもらう等の処置を取ってもらうべきです。
多様化しつつある仲介型結婚相談所における出会い方の窓口について。
仲介型結婚相談所では、プロの目線による紹介といったような、仲介型結婚相談所としての本来のサービスはもちろん、最近では出会い方が多様化されてつつあります。
例えば、その出会い方は、紹介だけに限らず、データを検索してアプローチしたり、婚活パーティーに参加できたり、と様々。
仲介型的な要素のサービス以外にも、データマッチング型的な要素のサービス等も取り入れていて、出会い方の窓口を広げています。
これによって汎用性が上がり、様々なタイプの会員に対応できるようにもなってきています。
このように、仲介型とデータマッチング型の両方の要素を兼ね備えている結婚相談所を、「ハイブリット型結婚相談所」と称すことがあります。
最近では、ほとんどの結婚相談所が、「ハイブリット化」しています。
ただ、あくまでも仲介型の要素が強ければ、分類上は「仲介型結婚相談所」とされることが一般的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
仲介型結婚相談所を利用しての婚活は、書類をたくさんそろえたり、料金が高かったり、とまず、登録する上でのハードルが非常に高いです。
しかしながら、その分、安心・安全面に気を遣うことなく活動できたり、成婚率が高かったり、短期間で結果が出せたり、とデメリットに対するメリットが非常に大きく、成婚への期待度も非常に大きいことがわかっていただけたことかと思います。
結婚できる可能性は、他の全ての婚活手法と比べても、断トツのナンバー1です。
そして、その可能性を最大限に高めているのが、なんと言っても、専任のアドバイザーの存在。
恋愛経験が少なくても結果が出ることを可能にしたり、自分自身では気づけないような最適な人と出会えることを可能にしてくれたり、とサポートが充実しているおかげで、会員に対して様々な恩恵をもたらしてくれます。
出会いの可能性を広げてくれたり、プロ目線による的確なアドバイスをくれたり、と登録から結婚するまでの間ずっと頼れる存在であり、スムーズに活動できることを可能にしてくれます。
また、出会い方の窓口を広げていることも、成婚率を高める要因の1つとして忘れてはなりません。
今後さらに進化していくことを期待したいところですね。
以上、もし、これから婚活を始めようとしている方や、仲介型結婚相談所を利用しての婚活に興味を持たれているという方は、本記事で述べてきたメリットとデメリットを参考にしていただき、ぜひ仲介型結婚相談所を利用しての婚活を、メインの婚活手段として考えてみてはいかがでしょうか。
なお、当サイトおすすめの仲介型結婚相談所は、こちらの記事でで紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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